蛍光ランプの製造と輸出入が2027年までに廃止されます
2023年(令和5年)10月30日から11月3日にかけて、スイス・ジュネーブにおいて開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)」において、水銀添加製品である一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入が、2025年末(令和7年)から2027年末(令和9年)までに段階的に廃止することが決定されました。
廃止期限後においても、在庫品の流通・販売や、すでに使用している製品の継続利用は可能です。
家庭や事務所などで一般的に使用されている蛍光灯が対象となりますので、LED照明への計画的な更新をお願いします。

出典:環境省ホームページ
一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます (PDFファイル: 498.5KB)
この機会にLED照明に交換しませんか?
LED照明は、蛍光灯に比べて省エネ効果が高く、寿命が極めて長いため、家計に大変お得なうえ、ランプ交換の手間も省けます。
省エネによるCO₂排出量削減にも繋がりますので、「ゼロカーボンタウン」の実現に向けて、この機会にLED照明に交換してはいかがでしょうか。
省エネ効果はどのくらい?
白熱電球をLED電球に交換すると、年間2,883円の節約になります。
蛍光灯シーリングライトをLEDシーリングライトに交換すると、年間2,108円の節約になります。
加えて、LED電球やLEDシーリングライトの寿命は、約4万時間程度。一日平均10時間点灯した場合、単純計算でも4,000日(約10年)は交換の必要がありません。
LED照明への切り替えにはご注意ください
現在使用されている照明器具をそのまま使用して、蛍光灯をLEDに交換する場合は、その組み合わせが適切でない場合に、発煙や火災など重大な事故に繋がる恐れがあります。
詳しくは、一般社団法人日本照明工業会の専用ページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
住民生活課 環境温暖化対策係
〒386-0603
長野県小県郡長和町古町4247番地1
電話番号:0268-75-2081
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更新日:2025年10月27日