65歳以上の方などを対象とした帯状疱疹予防接種について

更新日:2025年04月11日

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令和7年4月1日から、高齢者を対象とした帯状疱疹ワクチンが、予防接種法上のB類疾病の「定期接種」となりました。

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は70歳代で発症する方が最も多くなっています。

対象者

長和町に住民票があり、次の1~3に該当する方

  1. 令和7年度内に65歳を迎える方
  2. 60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
  3. 令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳(※)となる方

※100歳以上の方は、令和7年度に限り全員対象となります。

令和7年度の対象者

年齢 対象生年月日
65歳

昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生まれ

70歳

昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生まれ

75歳

昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生まれ

80歳

昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生まれ

85歳

昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生まれ

90歳

昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生まれ

95歳

昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生まれ

100歳以上

大正15年4月1日以前に生まれた方

 

 

過去に任意接種を実施された方

一般的に、すでに接種を完了した方は再接種の必要はないとされていますが、ワクチンの効果や既往歴等を踏まえて医師が接種を必要と判断した場合は、定期接種の対象となります。任意接種で接種を完了している方は、接種の必要性について、医療機関にご相談ください。

 

 

接種期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日まで

ワクチンの種類と接種回数

定期接種で使用できるワクチンは2種類あり、いずれか1種類を接種します。

使用するワクチンについては、医療機関とご相談ください。

ワクチンの種類(販売名) 接種回数 接種間隔 接種できない方

生ワクチン

(ビケン)

1回

病気や治療により免疫が低下している方

組換えワクチン

(シングリックス)

2回 2か月以上の間隔をおいて接種 免疫の状態に関わらず接種できます

 

接種費用

生ワクチン(ビケン) 2,400円

組換えワクチン(シングリックス)6,400円/回

※生活保護世帯の方は、無料になります。無料券を発行しますので、健康づくり係までご連絡ください。

接種方法

予診票は4月下旬から5月上旬の発送を予定しています。到着までしばらくお待ちください。

  1. 令和7年度に定期接種の対象の方には、案内と予診票が届きます
  2. 接種を希望する医療機関に予約をします。(接種可能な医療機関は案内に同封しています。そのほかの医療機関についてはお住いの市町村以外での予防接種についてをご覧ください。)
  3. 医療機関にて予防接種を実施します。
  4. 医療機関にて接種費用を支払います。

 

接種当日の持ち物

  • 予診票(記入してお持ちください
  • 接種済証
  • マイナ保険証等住所のわかるもの

帯状疱疹ワクチンの効果・安全性・その他帯状疱疹ワクチンについて

厚生労働省のホームページでは、帯状疱疹ワクチンについての情報が掲載されていますので、ご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉課 健康づくり係
〒386-0603
長野県小県郡長和町古町2869番地1
電話番号:0268-68-3494
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