ゲートキーパー研修動画の紹介
自殺についての基礎知識
長野県では、一日におよそ一人が自殺で亡くなっているという厳しい現状があります。
自殺は、個人の意思や選択の結果ではなく、過労、生活困窮、孤立といった**様々な要因により心理的に追い詰められた末の「追い込まれた死」**であると理解されています。
命のサインとゲートキーパーの役割
自殺を考えている方も、心の奥底では「生きたい」という気持ちと揺れ動いており、不眠や体調不良といった**「自殺につながるサイン」**を発していることが多くあります。
こうしたサインに周囲が気づき、適切な支援の手を差し伸べることで、多くの自殺は防ぐことが可能です。この支援を行うのが、**「ゲートキーパー」**です。
ゲートキーパーになるのに特別な資格は必要ありません。以下の4つの役割のどれか一つでも実行できれば、悩んでいる方にとって大きな支えになります。
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気づき:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
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傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
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つなぎ:早めに専門家に相談するよう促す
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見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
ゲートキーパー養成へのご協力
長野県では、自殺予防の一環として、誰もがゲートキーパーとしての知識を身に付けられるよう、その養成を推進しています。
県内各地で開催されるゲートキーパー養成研修や、公開されている研修動画をぜひご利用いただき、あなたの周りの大切な命を守る担い手となってください。
是非下記のURLから研修動画をご覧なってあなたもゲートキーパーになってください。
https://www.pref.nagano.lg.jp//shippei-kansen/kokoro/zisatsu.html
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉課 健康づくり係
〒386-0603
長野県小県郡長和町古町2869番地1
電話番号:0268-68-3494
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更新日:2025年11月20日