児童虐待相談窓口のご案内

現在、児童虐待に関する相談対応件数は過去最多の水準で推移しています。これは、虐待が「社会全体で解決すべき問題」という意識が広がり、「もしかしたら」と気づいた方や、悩んでいる保護者が相談窓口を利用しやすくなった証であり、早期発見・早期対応につながる重要な進展と捉えられます。

しかしながら、今もなお多くの支援を必要とする子どもたちが存在し、その背景には家庭の孤立や複合的な要因があることを示しています。
すべての子どもたちが安全に成長できる社会を目指し、児童虐待への対策を、さらに推し進めていく必要があります。

児童虐待は、次の4種類に分類されます。

■身体的虐待
●殴る ●蹴る ●やけどをさせる ●戸外に締め出す など
生命に危険が及ぶおそれもあります

■性的虐待
●わいせつな行為、性行為の強要 ●性器を触る、触らせる ●ポルノビデオを見せるなど 身体的な接触をともなわないものも含みます

■ネグレクト
●食事を与えない ●ひどく不潔なままにする ●家や車内に閉じ込める ●通学させない ●病院に連れて行かない など
保護者以外の同居人による虐待を放置している場合もネグレクトにあたります

■心理的虐待
●暴言 ●無視 ●面前DV ●家庭内暴力・暴言を見聞きする
●きょうだい間での差別的な扱い など

児童相談所全国共通ダイヤル「189」は、虐待かもと思ったときなどに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
虐待を受けたと思われる子どもを見つけた方、出産や子育てに関する悩みや質問がある方は、
長和町保健福祉課 健康づくり係（0268-68-3494）
もしくは児童虐待相談ダイヤル（189）へお気軽にご相談ください。

通告・相談は匿名で行うことができ、内容に関する秘密は守られます。

虐待の背景には子育ての孤立化、密接化等による育児に対する疲弊があります。
子育てが辛くてついこどもにあたってしまう等、
子育てで困ったことがあればひとりで抱え込まず、
長和町保健福祉課健康づくり係（0268-68-3494）
児童相談所相談専用ダイヤル（0120-189-783）へご相談下さい。

～地域全体で子育てを応援し虐待からこどもたちを守っていきましょう。～